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解決事例

労働問題

転勤命令~団体交渉

依頼者は、会社の会長でした。

その会社の経理担当の女性社員が、威圧的でまた他の社員とのコミュニケーションが取れずに困っているというところで、その女性の妊娠が発覚。女性は、産休・育休をとる事になりました。その休む期間と会社の決算がかさなったことから会社は新入社員を雇用。その女性がいないあいだその職場は雰囲気が明るくなり、社員一人が変わるだけで風通しが良くなりこんなにも他の社員が快適に仕事が出来るのかと感じたと言うことです。それで、会社としては彼女の扱いをどうしたら良いのかとの相談でした。

弁護士は、遠方に転勤命令を出しては、との提案をしたところ、その女性社員がその命令を不服として労働組合に申し入れをして団体交渉になりました。何回かの交渉の結果、会社側が女性社員に和解金を支払い退職となりました。